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琴線に触れるデザインや音。
実際に体験しなければ解らないことがあります。

大切にされてきたコレクションや、思い入れのある品々には、単なるモノとしての価値以上に、その歴史を物語るストーリーやパワー(オーラと言う人もいます)を感じることがあります。
いわゆる心の琴線に触れるという感覚は、誰にも一度は経験のあることでしょう。

私たちは商業デザイン、流通系不動産という分野で長く仕事をしてきた経緯もあり、様々な業界の成功者と呼ばれる方々とお会いする機会にも恵まれました。
その方々のモノや美に対する価値観は多様ではありましたが、良い仕事をする方々の持ち物やオフィス、住まいなどの環境には、それなりの一貫した美意識を感じることができました。
 
インターネットの発展は、様々な物事を画面を通じて誰もが知ることができるようになり、一時はものを所有すること=リアルの意味そのものを問う声すらありましたが、やはり所有し体験しなければ解らないことはたくさんあります。
 
たとえば、かのJames Page(LED ZEPPELIN)も愛した、今や伝説となりつつある1958年〜1960年製造のGibson Les Paul Standardは、ヒストリック・コレクションとして現在もGibson社によってリプロ製作が続けられていますが、デジタル音源だけで本物との差を区別することはたいへん難しいと言えます。
その辺がネット情報の限界と言える部分かも知れません。
 
ここに掲載されているものは、美しいもの、心の琴線に触れるもの(つまり、Favorite One)というかなり曖昧な価値観の中でチョイスしたもので、何かのカテゴリー専門ショップということではありませんが、日々の生活の中で何らかのクリエイティブなパワーやヒントをもらえる品々であると考えています。
 
 
 
 

モノの価値に対する再考〜
投資の一つという考え方。

最近では、スマホ機能の発達などでネットオークションなどが手軽になったこともあり、C to C=個人間の取引がたいへん盛んです。
リアル店舗の世界でも委託販売(あらかじめ査定などにより決められた金額で商品を預かり、売却が成立した場合に販売手数料として規定の金額を差し引いて、お客様に売却代金を戻す)などのシステムの充実で、中古流通そのものの仕組みは大きく変わろうとしています。
 
数あるブランド品などは、ある程度の価格レンジを様々な市場で簡単に知ることが可能ですが、マニアックなコレクションや、市場販売実績の少ないアート作品、骨董品、オーダー家具、楽器音響機材などは、それぞれ個人の欲求や価値観によってその価値=価格は全く異なってきます。
 
私たちはそうしたモノの流動性の高まりに伴い、モノは消費されるものという概念から、金融商品と同様に一つの投資対象と捉える動きは、今後益々大きくなると考えています。
(但し、特定の限られたモノが対象となります)
欧米では古くから定番の切手やコインやアートだけではなく、ヴィンテージカー&バイク、時計、オールド楽器、ヴィンテージワインなどはその対象として、コレクターという名の投資家によって買い求められています。
但しその価値は社会情勢やトレンドなどによっても、大きく動く可能性があることから、金融商品と同様のリスクはあるものの、机上の数字ではなく所有する、実際に触れる、ファンクションがあるという感覚は、やはりモノが持つ大きな魅力であると考えています。

私たちは今後以下のようなカテゴリーの中で、将来にわたって人々に愛されるであろう価値あるモノたちにフォーカスしたいと思っています。
(但し内容は随時更新されます)
 
○ 近代絵画、彫刻、版画などの美術品
○ 焼物、釜、花器、水指などの茶道具
○ ラリック、カッサンドルなどの、アールデコ西洋骨董
○ Gibson、Fender、PRS、Fodera、Kensmith、アンプ、エフェクターなどの楽器、機材
○ JBL、B&W、マッキントッシュなどのオーディオ機器
○ ハカランダ、ローズウッド、メイプル、ウォールナット、ブビンガなどのトーンウッド
○ オーダー家具、骨董家具、銘木雑貨、食器、インテリア小物
○ 1950年代〜1980年代のおもちゃ、玩具、フィギュア
○ 盆栽、鑑賞石、観葉植物、化石など
 
 

販売方法、媒体について

モノの本当の価値を知る為には、出来るだけ多くの方の目に留まり関心を持ってもらうことが最も重要です。
そのために当ホームページ掲載の他に、日本国内では最もアクセス数の多いマーケットである、「ヤフオク」を始めとするインターネットオークションサイトなどもその起点として積極的に活用しております。
 
顔の見えないネット販売という特性上、無用なトラブルを避けスムーズな取引のために詳細説明などの点に於いて、マイナス点を含め出来る限り客観的評価をしています。

高額商品の場合は実際の現物を確認してからというニーズは少なからずありますので、そうしたリクエストにも出来る限り対応しています。